
やりたい事がわからない!?

こんにちは!
ゆっくり生活を送っているなつのです!
今日は「やりたい事がわからない」という人が、ちょっとでもその不安から抜け出せる方法を教えたいなと思っています。
この「やりたい事がわからない」という人が結構いらっしゃいます。
そして、同時にやりたい事がわからなくて不安だと考えている人が大多数です。
僕の友人の中にもそのように言っている人は多くいます。
それでも、今の段階ではやりたい事がわからなくてもなんとかなる世の中です。
会社に行って、仕事して、終わったら帰って、なんとなく時間を過ごして、眠くなったら寝る。
これでも、社会で生きて行く事はできてしうのです。
実際、このように生活している人は非常に多いのでは無いでしょうか。
大半の人にはこの世の中は、良くも悪くも、何も考えずに生きていける世の中なのです。
しかし、果たしてそれがいつまで続くのでしょうか。
少子高齢化・人口減少・終身雇用の崩壊など日本を取り巻く環境は今まで経験したことの無いような状況にどんどんと入って行っているのです。
僕は別に経済学者でもありませんが、これぐらいの見通しはついています。
多分、あなたも気づいているのだと思います。
もちろん未来のことがどうなるかは誰にもわかりません。
しかし、なんとなく空気感が変化している事を感じ取っているのでは無いでしょうか。
そんな空気感の変化を感じ取った人は、自分がどうしたいのかがわからないと大変な事になると気がついています。
なぜやりたい事が必要なのか?

随分と堅苦しい話になってしまいました。
しかし、これが冒頭の「やりたい事がわからない」と不安になる事に関係してきます。
こんな誰にも見通しのつかない世の中ですから、誰しもが不安になってしまいます。
そんな時に周りをみると不安そうに見えない人たちがいます。
それがやりたい事をやっている人なのです。
もちろん、そのような役回りではない人もたくさんいますが、何かを成し遂げている人は、たとえ目立たなくとも一芸に秀でている可能性が高いのです。
その一芸に秀でる状態の手前には「やりたい事」が必ずあります。
これは昨今話題のYouTuberさん達がわかりやすい例でしょう。
彼らはやりたい事を突き詰めて、長く続けた結果が、今に繋がっているのです。
そこには間違いなくやりたい事があります。
やりたい事でなければ続きませんから。
これは【継続は力なり】という言葉が表す通りだと思います。
そのように「やりたい事」を続けて、一芸に秀でて、誰かの役に立つ人の周りには必ずその人を支持する人が多くいます。
それはその人に価値があり、周りの人はそれを学びたいとか、頼りにしたいとか、助けたいなどと思うからです。
そのような人は不安な世の中でもきっと生き残っていけるだろうと、周りの人がそう思うようになるのです。
だから、「やりたい事」がなんであれ、周りの人はそれが欲しいと思うようになるのだと思っています。
やりたい事がわからない人とは

やりたい事に熱中する人がいる一方で、何故やりたい事が見つからなかった人がいるのでしょうか。
これはあくまでも僕の見解ですが、やりたい事が見つからなかった人は、それを探す必要が無いと周りから教わって、それを忠実に守ったからだと思います。
誰しも子供の頃は何にでも好奇心を抱き、やってみたい事が多過ぎてどんどんと積み残して行く毎日を送っていたはずです。
しかし、子供は親がいないと生きていけない期間がどうしてもあります。
そして、親は子供を大切に育てようとします。
それ自体は本当に素晴らしい事だと思うのですが、子供もひとりの人間であり、成長して、親と対等な大人の立場になるのです。
しかし、親があまりにも子供を大切にし過ぎてしまうと、成長する過程で、子供が興味・関心・好奇心を示したものに対して、必要か不要かを勝手に判断してしまうようになってしまうのです。
「親の言う事を聞く子供」と言えば、聞こえは良いかもしれませんが、それでは興味も関心も好奇心も、本当の成長ではなく、親が希望するような成長になってしまうでしょう。
そうやって真面目に親の言う事に従って、親の顔色を伺って育った大人は、外的要因でいざ自分が「やりたい事はなんだろう」と考えた時に、自分の中にやりたい事が無い事に初めて気がつくのです。
恐らくこうやって「やりたい事がわからない」大人が完成するのでしょう。
親も悪くしたくてそうしたのではなく、本当の愛情でそうしているのですし、もっと子供らしくする事もできたでしょうから、誰が悪いと言う事はありません。
今の世の中を想像できた人はいなかったでしょうし、ある意味ではそのように育った大人達は親の教育が行き届いた完成形とも言えるのですから。
やりたい事がわからなかった僕

偉そうな事を書いてしまいましたが、どうしてこんな事を書いたかと言うと、これは過去の僕を示しているからです。
僕は進学も就職もどこか親の顔色を伺っていたように思います。
「この大学に行けば」
「大手の企業に入社ずれば」
こんな風にしか、自分の道を決める事ができなかったのです。
確かに大学では良い出会いをたくさんしましたし、全てが悪いことばかりではありませんでした。
しかし、それでも子供の頃から良い子ちゃんだった事実は変わりません。
サラリーマンでいるうちは、何も考えずに過ごしていましたが、ちょうど世の中が変化してきていた事もあって、僕も「やりたい事」の存在を意識するようになっていきました。
その後、サラリーマンを辞めて、個人で働くようになった時に、「どうなりたいの?」と聞かれて、言葉が出なかった事は未だに苦い思い出です。
幸い、僕は気がついていなかっただけで、文章を書く事が好きで、サラリーマンの時の副業によってそれをビジネスにする方法を知る事ができていました。
当時はガムシャラだし、それがやりたい事とは到底思えませんでしたが、今になって物書きが好きなのだと思えます。
もしあなたが、僕と同じような経験をしてきて、大人になってから「やりたい事がわからない」と悩んでいるのであれば、僕なりのやりたい事の見つけ方をお教えいたします!
やりたい事の見つけ方

ここからは、どうやってやりたい事を見つけたのか、その方法を説明します。
一言で表現するのなら、過去を振り返った、となります。
かなり単純ですが、これが非常に重要です。
やり方や注意点があるので、併せて紹介します。
①半日〜1日の時間を確保する
②①の時間をひとりで過ごせる空間を確保する
③過去の写真やアルバムを用意する
④黒ペンと赤ペンA4の紙を最低5枚準備する
⑤楽しかった事・嫌だった事を書き出す
⑥楽しかった原因と嫌だった原因を赤ペンで書く
やり方と書いたものの、①〜④までは準備するだけなので、やる事は至って単純です。
過去を思い出しながら、楽しかった事・嫌だった事をひたすらに書き出して行くだけの作業です。
※書き出す時に上下に一行分のスペースを開けて置いてください。後で空白を使います。
最初は1時間もあれば、数も出そろったような気になるのですが、多分それでは不十分です。
少なくともその倍の時間は、思い出しの時間に使ってみてください。
この時に準備していた写真やアルバムが役に立ちます。
きっと2周目は1周目より、3周目は2周目よりも深い事を思い出せるようになると思います。
恐らく3周もやれば十分でしょう。
また、PCやスマホでは通知に邪魔される可能性が高いので、紙とペンで実施する事をオススメします。
多分かなり疲れると思うので、ここで一旦休憩を挟んでください。
午前中に思い出し、お昼休憩を挟んで、午後に原因出しのように予定すると良いかもしれません。
次は、書き出して一行あいたスペースに、どうして楽しいあるいは嫌だと思ったのか、その原因を書き出していきます。
これで終了です!お疲れ様でした!

作業は半日で終わる内容ですが、結構疲れるかもしれないので、1日お休みの時の方が無難です。
また、ここで嫌な事も書き出すのはコンプレックスだと思っている事にも興味の裏返しが含まれている可能性が高いからです。
完成させたら、最低でも一日寝かせてから、それを見てみましょう。
多分、どこかに心が動く事があるはずです。
僕は小学校3年生ぐらいから、サラリーマンを辞めるまでの期間についてこれを行いましたが、思い出したい期間は人それぞれになるかと思います。
長い期間を思い出した方が、ヒントが多くなるのは間違いありません。
まとめ

・「やりたい事がわからない」状態では不安になる
・「やりたい事がわからない」人は真面目だったり、親の言う事を聞いて育ったりしてきた可能性が高い
・過去を思い出して、掘り下げる事で「やりたい事」が見つけられる
「やりたい事がわからない」不安はよくわかります。
あのなんとも掴み所のない事で悩む時のモヤモヤは言葉にしにくいものです。
しかし、否応なしにそれを求められるように世の中が変わってきているのも事実です。
「やりたい事がわかる」のが目的ですが、これだけではそこまで行けないかもしれません。
しかし、この記事で書いた事を実践していけば必ず「やりたい事がわかる」きっかけになる事でしょう。
あなたの力になれれば幸いです。
それではまた明日!