ゆっくり生活=怠惰な生活?

こんにちは!

ゆっくり生活を送っているなつのです。

唐突ですが、あなたは会社を辞めたいと思った事はありますか?

大多数が「はいっ!」と元気良く答えてくれそうです。

過去の僕なら間違いなく、はいと答えた事でしょう。

現に僕は会社勤めに多大なストレスを感じるようになって、サラリーマンを辞め、今は文章を書く事や様々な小さい事業をやりながらゆっくりと生活しています。

もし、あなたが会社を辞めたとしたら、どんな生活を送りたいと思うでしょうか?

「とにかくダラダラしたい」

「遊んで暮らしたい」

このように考える方もいらっしゃると思います。

しかし、僕が伝えているゆっくり生活を怠惰な生活だと考えている場合、かなり注意が必要です。

結論から言うと、この考えだと継続が困難で生活に挫折する可能性が高いからです。

どうしてこんな事がわかるのかと言えば、これは自分が経験した事だったからです。

怠惰な生活をしているとどうなるか

少しだけ僕の過去の話をさせてください。

僕はサラリーマンを辞めてすぐは、全く個人で稼ぐとはせず、人に習いながら一緒に稼いでいました。

結局、そこでも時間の拘束が嫌になったり、目指す方向性が違った事に気がついて、1年でそこを辞めました。

「これで好きなように生活できるぞ!」

元はと言えば自分で選んだ事のはずなのに、この時は本当に自由になったようで嬉しかった事を記憶しています。

しかし、ここで油断します。

僕はその1年間がかなり忙しく休みがほとんどなかった事を理由に1ヶ月もの休みを自分に与えたのです。

起きるのも遅く、起きた後にする事もないので本を読んだり、車で出かけたりして、夜にはパートナーが帰って来るので一応の料理だけはして、就寝みたいな生活を1ヶ月続けて、休暇を過ごしていました。

休暇と言えば、聞こえは良いのですが、要は怠惰な生活を送っていただけでした。

当たり前ですが、個人で働いているので有給などはなく、働いていなければ手元もお金を使って生活していく事になります。

流石に全くお金が無くなる事はありませんでしたが、今までに仕事で築いたものが減ってしまうのは、思っているよりもダメージが大きいものでした。

しかも、あれほど忙しくしていた所から解放され、怠惰になってしまった事で、一気に自分の存在を誇れなくなってしまったのです。

「サラリーマンに戻った方が楽なのかも」などと考えてしまう事もありました。

僕は自分の事を見直すための時間は必要だと考えていますが、怠惰にただ時間を過ごす事は、やはり無駄だと改めて思うようになりました。

本当にあの時間を後悔しています。

怠惰な生活には、このような怖さが潜んでいます。

考え方を間違ってしまうと、本当に恐ろしい事態が待っているのです。

ゆっくり生活と怠惰な生活を混同してしまうと、過去の僕のように無駄なお金と時間を使ってしまったり、自分に自信が無くなってしまったりと、良い事がありません

せっかく、一大決心の元にサラリーマンを辞めて、生活をより良くしたくて始めたものを台無しにして欲しくはありません!

ゆっくり生活をどう捉えるか?

では、ゆっくり生活とは何かと言えば、「強制が少ない生活」と言えるのではないでしょうか。

出勤などの時間の強制がなければ、生活する場所の強制も少なく、やらなければいけない事も少ない生活です。

重要なのは強制が全く無いのでは無く、少ないという事です。

だから、仕事をしなくて良いわけでも、ただ遊んでいれば良いわけでもないと言えます。

もしそのように考えていた人は、リタイアする事と混同してしまっているのかもしれません。

ゆっくり生活は、サラリーマンの時には強制されていた事を少なくして、生活を自分の心地良い形に落とし込んでいく、リタイアまでの過程です。

会社を辞めたいと言っているサラリーマンの方でも、完全にリタイアしたいのでは無くて、労働時間の強制とか、通勤が大変だから嫌だと思っている人は多いと思います。

だから、順序を踏みながら、生活を自分の心地よい形に落とし込んでいく事が必要になって来ます。

「でも、それって特殊な一部の人しかできない事でしょ!」

こんな意見が聞こえて来そうですが、実はサラリーマンでも確実にゆっくり生活に近付く事ができるのです。

ではどうすればゆっくり生活を近付く事ができるのでしょうか?

ゆっくり生活にたったひとつ必要なもの

ゆっくり生活は強制が少ない生活と書きましたが、僕がサラリーマンで無くとも、この生活ができるのにはちゃんと理由がありました。

結論を先に言います。

それは、副業を育てていた事です。

副業を育てていなければ、きっと今の生活は愚か、怠惰な生活まっしぐらだった可能性がありました。

なぜゆっくり生活のためにできる事が副業かと言うと、次の3点にまとめる事ができます。

副業がゆっくり生活を助けるポイント

①個人でも稼げるから生活をデザインできる
②やる事があるので怠惰防止になる
③副業をしている時に協力者ができる

簡単に説明します。

①は感覚的にわかるかもしれませんが、稼ぎが無い状態では生活ができずに不安になってしまいます。

ここにハードルを感じる人がいるかもしれませんが、現在では副業のやり方はいくらでもネットで学ぶ事もできますし、たとえ稼げる金額が少しでも稼げるようになってさえいれば、それを大きくするかどうかは自分で決める事ができるのです。

②は過去の僕のような経験をしないために有効です。

僕は前後の忙しさのギャップがありましたが、サラリーマンから続けてきた副業がいくつかあったので、すぐに怠惰から脱出する事ができました。

③はもしかすると人によっては異なるかもしれませんが、副業が形になっている時には、それを教えてくれた人や理解してくれる人ができます。

その方々は、協力者であり、あなたがゆっくり生活になった時に孤独だったり、不安だったりする悩みを聞いてくれます。

副業には、稼ぎができる以上の効果が沢山あるのです。

ゆっくり生活は副業から

まとめ

・ゆっくり生活=怠惰な生活では無い
・怠惰に過ごしてはゆっくり生活を維持できない
・ゆっくり生活にも張り合いが必要だから副業する

結論:ゆっくり生活の一歩目として副業を始める

副業は難しいと感じる事があるかもしれませんが、最近では副業と言っても取り組みやすいものも多く存在します。

たとえば、せどりなどは忙しいサラリーマンの方でも収益が上げやすいと思います。

他にもブログやYouTubeなどはかなりの認知度になっているので、情報も多く取り組みやすいのではないでしょうか。

躊躇せずにまずは何でも始めてみましょう!

まさに【千里の道も一歩から】という訳です。

それではまた次の記事で会いましょう!