【失恋して辛い方へ】失恋の処方箋と僕の体験記

こんにちは!

なつのです!

昨日、過去記事を読んだとあるフォロワーさんから質問をいただきました。

質問というよりも相談という方が近いかもしれませんが、その方は最近大切な方とお別れし生きる気力が湧かないということでした。

僕も約半年前に大きな失恋を経験し、酷く落ち込んでいた時期があり、その時に何とか書き残した記事とその後の経過を書き残した記事を読んで共感して下さり、その後のことをもっと詳細に知りたいようでした。

そこで今日は失恋からどうやって立ち直ったのかについて、僕の体験談を踏まえながら書いていきたいと思います。

✅失恋して辛い
✅この先に希望があるとは思えない

お辛い気持ちが少しでも緩和され、ちょっとだけでも前向きになれるような内容になれば嬉しいです。

32歳での失恋

僕は今年のちょうど32歳の誕生日ごろに、約5年ほどお付き合いした女性と別れました。

年齢的にも結婚を意識していましたし、同棲もして、プロポーズもしていましたが、今では声を聞くことさえなくなりました。

あっけないものです。

痛ましい記事ですが、失恋を経験して1週間ほどの記事がこちらです。

失恋を経験してからはしばらく屍のように過ごしました。

仕事は最低限のところで継続していましたが、食事する気にもならないし、気分が酷く落ち込む時には生きている価値がないのではなどと思ってしまったこともありました。

実際に死にたいなとまでは思わなかったものの、何日も食事もせずに過ごしたり、無気力な状態で自暴自棄な考えに走ろうとしたりしていたのは、やはり生きることよりも死に近いことを選んでいたように思います。

死を意識したとは大袈裟かもしれませんが、何もかもが辛く苦しいものに思え、生きる活力が一気に底を尽きたのを感じざるを得なかったのです。

これが32歳の失恋でした。

では次からはどうやってそんな状況から脱却したのかについて書いていきます。

失恋の処方箋①とにかく人と話す

大きな失恋を経験すると、落ち込むとひとりであれこれと考え込んで将来を悲観するのは珍しいことでないと思います。

それまで支えたり支え合ったりした人、あるいは楽しい時間を一緒に過ごした人を失ってしまったわけですから、絶望的な気持ちになるのも当然かもしれません。

そのような状態だと人に会って話す気はすぐには起きてこないかもしれませんが、まずはひとりで考え込むよりも誰かに話を聞いてもらいましょう

親しい友人でも、家族でも誰でも構いません。

ひとりで考え込んでしまう時間を薄めるような感覚で十分なので人と話してください。

僕はこの期間に親友の力を借りましたし、家族とも話しました。

少し恥ずかしいことかもしれませんが、先程の記事のようにブログでも言葉にしてフォロワーの方からは温かい言葉をいただきました。

僕が書いたそれは気持ちを表現したとかそんな綺麗なものではなく、感情を吐露したようなものでした。

それでも、ただ話を聞いてもらう。

ただ聞く」ということがどれだけ優しいことなのかを、こんなにも思い知ったことはありませんでした。

だから今が辛く苦しいのなら、あなたはただ話すだけで良いのです。

とにかく話を聞いてくれるような人は、あなたのことを既に大切に思ってくれていますから思い切り甘えちゃいましょう。

失恋の処方箋②しっかりご飯を食べる

大きな失恋を経験し傷ついた心は、人に話を聞いてもらうことで多少は気持ちが軽くなっていきます。

ただ、人に話してすぐに元通りになることは難しく、やはり多少の時間は掛かります。

時間薬という言葉あるように、時間が経てばなんてこともないというような状態になるものです。

重要なのは、その時間をどのように待てるかということです。

その間に大切にして欲しいのは、きちんと食べるということです。

先述しましたが僕も失恋の後には食欲が減退して数日間ずっと何も食べずに過ごしてしまいました。

食事を作る元気もなければ、買いに行くような気分にもなれない。

何もする気が起きずに、心も体も破滅するような方にばかり進んでしまっていました。

当たり前のことですが生きていくためには食べなければいけません。

そんな当たり前を放棄していたのですから、自暴自棄になり死に向かっていたと言っても過言ではないなと思うのです。

そのような状態の僕に食事の大切さを教えてくれたのは親友でした。

「食欲が無くて…」と言ったら彼は、「最初は無理にでも食え」と言ってくれたのです。

話を聞いてもらった後に共にスーパーに買い物に行き、ふたりでは到底食べきれない量の惣菜などを買い込んで、家で食べまくりました。

強制的に食べたような形になりましたが、数日ぶりの食事でしたし、親友の存在のおかげで普通のお惣菜がとても美味しく感じました。

何よりお腹いっぱいになり床に着いた時、「生きてんるんだな」と感じたのです。

食事はそれだけで生に直結しています。

最近、「アンナチュラル」というドラマを観ましたが、その第一話で彼氏を亡くし数日後に落ち込んでいる女性に対して主人公の石原さとみさんがパンを渡すシーンがありました。

最初女性は「こんな時に…」と断りますが、それに対し石原さとみさん演じる主人公は次のように言ってもう一度パンを渡します。

「こんな時だからこそ食べるんです」

親友と石原さとみさんが演じる主人公が重なるようでした。

ぜひ食欲がなくとも食事してください。

食事して思い切り寝て、まずは体から強制的に回復していくことに専念してください。

そうやって時間を過ごしていけば、時間薬が段々と効いてくるものですから。

失恋の処方箋③外を歩く

人に話を聞いてもらい少し心を楽にして、しっかりとご飯を食べて体を回復させながら時間薬を待つ時に同時にやって欲しいことが外を歩くことです。

人に話を聞いてもらうのも時間が限られてしまいますし、ご飯を食べられるようになっても、やはり時間薬が効き目が出るまでには心が浮き沈みを繰り返すものです。

そのような時には部屋にいても、もやもやと考えが巡るだけになってしまいがちです。

これは心にも体にも決して良いものではありませんよね。

しかしどうしても思考してしまうことは誰にだって起こりうるので、そんな時に外を歩いてみて欲しいのです。

最初は外を歩いている時も思考から逃げられない時もありましたが、部屋にいるよりも歩いていれば景色が目に入ってきますし、進路を決めなければなりません。

そんな部屋とは違う環境に身をおいてわずかでも選択をしていくことが、思考のループから逃げるのに役立ちます。

歩いているだけでは大した出来事は起こりませんが、時間薬を待つにはうってつけです。

もちろん歩くことは運動することになりますから、健康に繋がるのも良い点です。

失恋の痛みには必ず時間薬が効く

食事にせよ、散歩するにせよ、心と体の健康の根底にあるものを忠実にやっているだけなのですが、そんなものです。

僕は失恋してから1ヶ月ほどで時間薬の効果が現れました。

もちろん完全に痛みがなくなったわけではなく、ひとりで過ごす夜などふとした瞬間に寂しさを覚えるような時も無いとは言えません。

しかし、失恋直後の自分から回復しているのはもちろんですし、もっと言えば近年の中では最高潮ぐらいに前向きでパワフルに活動している自分がいることに驚いているのです。

そんな自分になれたためか、最近では良い出会いもあり少しは好転してきているのかなとを感じています。

辛い状況の真っ只中にいる時、これから先に何も良いことがないように悲観してしまうかもしれませんが、ちゃんと生きていれば悪いことの後には良いことが起こるものです。

大切なのは辛い時間の中にいる時に、次に来る良いことをどのように待つかです。

最後に失恋で落ち込んでいる時に優しいフォロワーさんがくれた温かい言葉を借りたいと思います。

真剣な恋だったのですから、回復には時間がかかるかもしれません。

無理に我慢せず泣きたい時には泣いてください。

沸き上がる感情を解放してくださいね。

少しでも痛みが和らぎますように…

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