
こんばんは!なつのです!
ここの所、複業にも貯蓄にも更に勢いが出てきたと実感します!
僕は、複業体制に入ったことで個人時代から貯蓄率を20%以上上げて、貯蓄率が85%になっています。
今のように貯蓄率をあげているのは、「40歳までにセミリタイアも選択できるようにする」事を目標に掲げているからですが、この目標を読んで、少しどっちつかずな目標のように感じる人もいる事でしょう。
なぜ、「40歳までにセミリタイアする」と言い切らないのだろうか、と思う事でしょう。
僕はこの目標を意図して掲げているのには、セミリタイアにもメリット・デメリットもあるからであり、それを過去に経験しているからです。
そこで今日は、セミリタイアする際に気をつけた方が良い事をお伝えします。
✅セミリタイアを盲目的に追い求めて貯蓄している
✅セミリタイア自体に憧れている
ぜひ最後までご覧ください!
リタイアの経験

あなたは、リタイア生活に憧れますか?
会社に行かずにある程度のお金が入ってきて、生活できるなら最高だなと感じる人は多い事でしょう。
僕も盲目的にそう考えていた時期もありましたし、今もそんな自由さを欲する一面もあります。
しかし、一度リタイア生活を経験した事で、冷静に、より感情も取り入れて考える事ができるようになったのです。
僕は、以前働いていた会社を辞め、個人で本格的に稼ぐ前のちょっとした間で、細々と続けていた個人の仕事はありましたが、3ヶ月の期間を休暇と評してプチリタイア生活を経験しました。
つまり、リタイア生活を実感したという事になります。
リタイアを実感したことで、それまでには見えていなかったリタイア生活のデメリットがわかるようになったのです。
具体的に書いていきます!
セミリタイアのデメリット①暇を楽しめない

リタイアをしたい人にとって、きっと一番の目的は、自由な時間を持つ事でしょう。
時間こそ命そのものですから、時間が自由になるということは、多くの人が求めるもの当然のことのように感じます。
「自由な時間ができたら、ゆっくりと過ごしたい!」、「趣味に思う存分時間を使いたい」とリタイア生活に夢を抱くかもしれません。
つまり、忙しい生活に別れを告げ、暇を楽しみたいと、そう思っているのです。
ここで僕の経験をお話しします。
僕も、プチリタイア生活を始めた時には、「しばらくの休みをゆっくり過ごすぞ!」と呑気に何も考えていませんでした。
最初の2週間ほどは、朝から晩までのんびりと過ごし、趣味の読書をしたり、ランニングをしたりしても、十分に時間が残っており、最高の生活だと思っていました。
しかし、2ヶ月目に入ったあたりで、のんびり過ごす事にも慣れてしまい、ありがたみが無く、ただダラダラと過ごすことも増えていきました。
いくら自分が休みであっても、パートナーも友人も、普通に働いていますから、時間があっても話し相手がいる訳でもありませんし、旅行したくとも一緒に行くには、会社員時代と変わらない休日感覚で行かなければなりません。
だから、ひとりで過ごす時間を楽しいと感じる事ができなくなった途端に、暇が楽しめなくなったのです。
「暇を楽しむ」とはやりたい事があっての事で、何もやりたい事がないとか、趣味が少ないあるいは趣味がないという人には、かなりきつい時間になっていくと考えられます。
よくリタイアした人が、ボーッとして精魂が抜けたようになってしまったという話を聞きますが、恐らくあの現象は、それまで仕事に熱を上げてきた人が急に仕事から解放されて、やる事が無くなって、暇を持て余してしまうからなのです。
リタイアするにも準備が必要だという事です。
セミリタイアのデメリット②繋がりが希薄になる

会社に勤めるにせよ、個人で働くにせよ、仕事をするには人と繋がる事が必要になりますが、リタイア生活では自分から何かしない限りは、人との繋がりが無くなります。
特に、会社を辞めてリタイア生活に入った場合、会社以外の繋がりが無ければ、人間関係はかなり希薄になる事が予想されます。
僕は以前の会社では、同僚にも同期にも恵まれて、それなりに良好な関係性を育んできたように思っていました。
同期が送別会などでは、「会社辞めてもまた会えるから」なんて事も言っていましたけれど、まず連絡などもありませんし、こちらから連絡するような気にもなれなく、結果的に人間関係がかなり希薄になりました。
もちろん、これは僕がそうしたからなのですが、積極的に自分が離れた職場の人と連絡を取る人は少ないのではないでしょうか。
一方で、①でも話したように、時間はあっても、話す人も遊ぶ人も居なければ、その時間を辛いと感じるようになる人はかなり多いでしょう。
一旦、リタイア生活を始めて何か仕事を始める人が多いのも、きっとここに原因があるのだと思います。
今の仕事で、嫌だと思っている人間関係も、いざなくなってしまうと、そんな繋がりでさえありがたい事だったのだと思うでしょう。
セミリタイアのデメリット③虚無感に襲われる

暇を楽しめず、繋がりも希薄になると、最後には虚無感のような感覚に襲われるようになります。
「何をやっても面白くない」とか、「今日も時間だけを浪費してしまった」などと感じるようになってしまい、人間らしい生活からは遠かるようになってしまうのです。
僕が虚無感に襲われたのは、リタイア生活を始めて3ヶ月経過した辺りのことでした。
この期間は人によっては、もっと長いかもしれませんし、短いかもしれませんが、僕はあの3ヶ月で感じた張り合いの無さや、社会から取り残されている感覚は、一種の恐怖を感じた経験になっています。
デメリットも含めてセミリタイアを考える

①暇を楽しめない
②繋がりが希薄になる
③虚無感に襲われる
何事もそうですが、リタイア生活にもメリット・デメリットが存在します。
リタイア生活をするには、貯蓄も必要なので、長期的に取り組む必要があり、大きな目標として取り組んでいる人が多いでしょう。
冒頭で言ったように僕も、そのひとりなのですが、盲目的にセミリタイアを目指さないのは、リタイア生活には今日話したようなデメリットも存在し、貯蓄以外にも自分に準備が無ければ、せっかく目標を達成しても、辛い思いをする可能性があるのです。
では、リタイア生活に必要な準備とは何かと言えば、①ひとりでも取り組める趣味や仕事、②職場以外の繋がりです。
この2つはそれぞれ、「幸福の資本論」という本で紹介されている、人的資本と社会資本という表現に置き換えることができますから、気になる方は、ぜひ参考にご覧ください!
冷静にデメリットを把握し、その上で改めてセミリタイアを目標とすれば、人的資本のために副業を開始したり、今の仕事をもっと頑張る事に意味を覚えることもあるでしょうし、今のパートナーや友人をもっと大切にしようと思えるかもしれませんから、一度しっかりと考える時間を設けてみると良いでしょう!
では、また会いましょう!
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