【エッセイ】結婚する友人が教えてくれたこと


こんにちは!

なつのです!

本日は友人の結婚式に向けたエッセイです!

友人の結婚式と繋がり

久しぶりに友人の結婚式に呼んでもらえた。

僕の同級生は30歳を過ぎた人ばかりなので、昨年から今年が第2波のピークだったように感じていた。

しかしながら、この1年はコロナ騒動のために、結婚式を延期するとか、あるいは地元の親族だけで行う友人が多く、参加できないことの方が多かった。

来週、参加する結婚式も、本来であれば昨年に予定されていたものだったが、あえなく延期となったのだった。

そこから1年が経ち、「なんとか無事にできそうだ」と友人は、心を撫で下ろしていた様子だった。

僕は、新郎の友人であり、新郎とはもう20年の付き合いになる。

中学生の頃に、地元の学習塾で共に学び、同じ大学に進学したことをきっかけに、多くの時間を過ごすようになった。

社会人になってからも、予定が合う時には、よく飲み会を開き、ただ話す時間が本当に楽しかった。

友人の奥さんとも知り合いになり、3人で飲んで話すことも、段々と増えていた。

昨年、そんなふたりが結婚すると聞いた時、心から喜んだことは言うまでもなかった。

これまでの僕は至らないばかりで、自分に余裕のない時には、友人の幸せさえ喜べないことさえあった。

だから、今までに素直に喜ぶことができない結婚式もあった。

それは、嫉妬とかではなくて、自分が人の幸せを喜べるほどの大人ではなかったということだった。

今、考えても本当に恥ずかしい。

でも、そんな僕に「人の幸せがいかに心動かすのか」ということを強く教えてくれたのが、今回の友人の結婚式なのである。

こう思ったのは、友人への挨拶文を推敲している最中だったからなのかもしれない。

友人から、「乾杯の挨拶よろしくね」と言われてから、彼との20年間を思い出しながら、少しずつ文章にしていった。

ひとりの空間で、懐かしい思い出を振り返っていると、楽しかったことばかりが思い出され、本当に暖かい気持ちになっていくのがわかった。

最近、ひとりの孤独に押しつぶされそうになっていた僕の心を、ただ暖かくしてくれた出来事だった。

僕も、正直なところ、友人への挨拶を考えて文面に起こすだけで、これだけ幸せな気持ちになれるとは思っていなかったのだ。

僕は、本当に友人やパートナーに恵まれていると、改めて感じたのだ。

なんだかんだあっても、笑い合っていられるし、話すだけでこれ以上ないぐらいに楽しい。

こんな幸せなことは、他に無いのだ。

かつて、僕はそんな友人やパートナーとの時間が全く取れない時があった。

その時は、自分のためだとか、修行だとか言っていたけど、あの時に失いそうになったものは本当に多かった。

実際に失った関係性もあったから、友人もパートナーも、そんな僕に愛想を尽かさずにいてくれた事に気がついた時、涙が止まらなくなった。

そこから僕は、彼らに恩を返したいと強く思うようになったのだ。

まだまだ、人に近づけないご時世ではあるけれど、だからこそ繋がりの大切さがわかるチャンスなのかもしれない。

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