
こんにちは!
なつのです!
大晦日を迎えました!
今日も昨日に引き続きの家族についてです!
あなたにとって今年はどんな年でしたか?
良い新年を迎えるために振り返ってみるのはいかがでしょうか?
今年は家族を考えた1年だった(後編)
大晦日である。
12月はいつもなんだかんだと忙しく過ごして来たが、その脇にはいつもワクワク感があった。
年末独特のワクワク感である。
ここ数年は同棲したり、コロナだったりして実家で年を越すことは無かったが、今年はひとり暮らしに戻っていることで大晦日と元旦は実家で過ごすこととした。
実家の大晦日はもう慣れたものである。
女性陣は大晦日と年始の行事に必要な料理をせっせと作り、男性陣はしめ縄飾りを作る。
夕方までにはこれを完了し、皆で食卓を囲む。
これを書いている後はきっと作業だなんだと言われるだろうから、この文章も早めに起きて書いている。
実家の人たちはどうしても仕事好きのようだ。
数年ぶりの実家の大晦日は慣れた空間だが、少し変化もあった。
今年は僕にとっても激動の1年だったが、僕の家族もまた多くの転機を迎えていた。
母はこの1年の間に大きな病気をした。
僕だけでなく、実家を離れていた兄弟は皆、小さくなった母の姿に驚いていただろう。
実家は福島の片田舎だから、高齢化が当たり前のように進んでいて、それが実家にも起こったというだけと言ってしまえば簡単なのだが、やはり親の健康というのは自分の健康以上に心配になるものなのだと感じた。
せめて元気に過ごして欲しい、とだけ伝えた。
弟にとっても激動の1年だっただろう。
弟は兄弟が皆離れた実家に戻ることを決意して、今年の始めに転職を決めた。
前の会社でも頑張っていたようだったから、転職することには抵抗もあったようだ。
彼は末っ子ということもあって特に両親に可愛がられて育ったのだが、どこか頼もしい存在であり、特に母親は長男が実家に戻れないのならば末っ子に戻って来て欲しいと思ったのだろう。
しかし実家に戻るということは、戻る側からすれば大変なことだ。
お金のこと、大人になってから両親と共に暮らすということと真剣に向き合わなければならない。
僕は外に出ている者だから、こうやって気楽に物書きをできているだけだ。
せいぜいできるのは金銭的なサポートぐらいで、それ以外のほとんどは弟に任せる部分がどうしても多くなってしまうのだ。
きっとこの1年は弟にとって覚悟をした1年だったのではないかと思っている。
弟にとっては辛い出来事もあった。
14年も実家に居てくれた愛猫が病気でいなくなったのである。
その猫は14年前に当時小学生だった弟が拾ってきた猫で、うちに住むようになってからも弟にいちばん懐いていたように思う。
実家に戻ることに決めた時には、「猫もいるし」みたいに言ってたから、余計にショックだっただろう。
そして僕にとっても今年は激動だった。
同性の解消に始まり、複業体制への復帰、破局して死にたい時もあった。
では、ただただ激動で苦しいだけの1年だったのかといえば決してそんなことはなかったと思える。
母は幸いなことに長い時間をかけて治療すれば健康でいられる病であり、今のところは今まで通りにパートの仕事もこなし、休みの日には好きに出掛けているようで、新たな楽しみを見つけてそれを嬉しく話してくれる。
弟は「実家は大変だよ!」と愚痴をこぼしながらも、庭でのんびり洗車したり、自作の燻製器で燻製を作って楽しいのだと話してくれる。
僕自身も、家族に職場の事や新しいパートナーのことを話した。
家族と話していると、「なんか色々重なるもんだね」なんて言っていつの間にか笑い飛ばしていた。
そうだ家族ってこんな感じだったなぁと、しみじみ思い出していた。
笑いながら年を越して、穏やかで実りのある1年を迎えたいと切に願う。
今年は自分のことも含め、家族を考えた年となった。
辛いことが多かった後には、良いことがあるさと伝え合うのだった。
〜〜〜ご挨拶と感謝〜〜〜
今年も本当にありがとうございました。
個人的には様々なことに見舞われ落ち込む時もありました。
しかしながら、たくさんの友人とフォロワーの皆さんのお陰様で大きな谷を越えることができたと感じています。
自分のことばかりを顧みることの多かった本年ですが、来年は本年の恩返しの意味も込めてもっとフォロワーさんのお力になれるようなコンテンツを増やしていきたいなと思います。
物書きとして、会社員として、そして小市民の一個人として細やかな日常も続けて発信させていただきます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
それでは、良いお年を。
なつの
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