
こんにちは!
なつのです!
当ブログでは「40歳までにFIRE(経済的自由と早期リタイア)を選択肢にする」を目標に掲げ、節約生活の日常や資産形成への取り組み、会社員と物書きの複業生活について、日記にも近いような内容までブログやエッセイ・コラムとして毎日更新しております。
今日は少しだけFIREには逆行するかもしれない、お金を使うことについての内容です。
節約して資産形成をしている人は大なり小なりここにぶつかるようになると思いますから、ひとつの参考になればと思います。
✅長い節約生活をしていて本当により良い生活に向かっているのかわからない…
✅資産を積み上げるだけで実際の日々は窮屈だ…
FIREに逆行する新車購入

ここの所の忙しさで忘れかけていることがありました。
それはジムニーを新車購入したことです。
僕は昨年の8月にジムニーを契約しましたが、コロナ禍に端を発する納期遅れや半導体不足、何よりジムニー自体が人気でバックオーダーがかなりの数になっていることが影響して既に半年が経過した今でも納車には至っていません。
契約時にディーラーからは「通常でも1年の納期がかかり、どれだけ運が良くても半年」などと言われていました。
購入前に下調べは当然していましたから、納期が長いことは知っていましたし、それでも契約しないことにはいつまで経っても手元に届かないということで行動に移しました。
つまり、長い納期を承知の上で契約しているのです。
それでも、やはり欲しい!と思ってから手元に届くまでに時間がかかるようなものはもどかしいのもまた事実でした。
僕は車を贅沢品として購入に踏み切りましたが、一方では節約と資産形成に取り組んでおり、「40歳までにFIREを選択できるようにする」という大きな目標もあります。
ジムニーの購入はどう考えても資産形成にはマイナスです。
ただ、それでもジムニーはタフで、軽自動車で維持費も安い、何より運転していて楽しいとあれば、長い目で見て非常に頼もしい相棒として来てほしいと思えたのです。
もちろん、ジムニーの購入が資産形成の現状の加速度に影響しないのが条件だったので、それまで乗っていた車の売却額なども加味する影響もあり、購入には少し慎重になり時間がかかりました。
お金を使うハードルが高くなっている

ジムニー購入の一件で僕は節約して資産形成を進めている者にとっては、まとまったお金を使うというのが少しだけハードルが高くなるということを学びました。
節約生活や資産形成だけに限ったことではありませんが、自分で行動して体験して学ぶというのがこれほどのものかと改めて驚いているのです。
車1台を購入するのにこれだけのハードルがあるのに、早期リタイアなどできる勇気があるのかとも思えます。
結局のところ、リタイアするということはそれだけ収入の源泉が減るということですから、いくら資産を積み上げ、それが減らないように取り崩すことや、配当金によって生活は成り立つ計算でも、資産を築き上げるまでにかかった時間で得た感覚や価値観の方がきっと強く働くのだと思います。
そんな強固な感覚や価値観にも勝るような、時間の自由を得たいという気持ちが表れて初めてリタイアすることになるのかもしれません。
忙しい複業、資産形成する日々に価値はある?

現実的にはリタイア後も身の丈にあった生活もするでしょうし、早期リタイアしようがしまいが老後資金のために長期の資産形成は継続するので、現在の強固な価値観とは付き合い続ける様になるでしょう。
お金があって邪魔になるということはないでしょうが、ただ資産額だけを増やせばそれで良いのかといえばそれは違うなと思います。
何のために複業するのか、何のために節約生活しているのか、何のために資産形成しているのか。
副業も資産形成も1種のブームになっている様ですが、流行り廃りの感覚で始めるよりは必要に応じて目標ありきで始める方が良いのだと思います。
そのほうが腹落ちして納得できますし、当人にとって悪い局面でも真摯に結果を受け入れることができると思っています。
真剣にお金に向き合っている証拠

僕は副業の期間も含めると個人の仕事は27歳の時から始め、節約生活は28歳から、資産形成は30歳から始めて現在32歳です。
新卒社会人の時と大きく変化していのはお金に対する価値観だと思っています。
もし5年前の自分なら何の考えもなしにもっと早い段階でジムニー購入を決めていたでしょう。
もしかしたら既にジムニーを所有している世界線もあるのかもしれませんね。
しかし、その世界線では資産どころか負債を抱えても浪費をやめない自分がいるのかなと容易に想像ができます。
僕の場合FIREはあくまでも選択肢としていますが、FIRE目標に掲げているためお金を使用する経験については希薄になりがちです。
お金をなるべく浪費せずに、できるだけ資産として積み上げてきたこの数年でお金に対する価値観が大きく変化したのは間違いありません。
これほどまでにお金に真剣に向き合ったことはありませんでした。
強固な価値観と感覚は今回のように、時にハードルになるような時ももちろんありますが、僕はそれぐらいがちょうど良いのかなと思えるのです。
僕自身、これから先はもしかすると良い人がいて結婚するかもしれませんし、家族が増えて、FIREを選択することさえ困難になるかもしれません。
しかしながらどうなったとしてもお金は生活の基盤であることに変わりはありませんから、きっと「長い時間をかけてお金に真剣に向き合ってよかったな」と思えることでしょう。
長い時間をかけて副業したり、節約したり、資産形成していても日常は大きく変わらないこともあります。
なんなら「急激に生活が変化した!」なんて怪しい情報商材の宣伝文句みたいなことは、なかなか起こりにくいと思って間違いないでしょう。
長い時間をかけていく事でまず先に変化するのは自分の価値観で、形として現れるのはもっと後というのがほとんどなんです。
日常に飽きそうになるのは一方でちゃんと習慣化されているという証拠です。
道は長いと思っても着実に進んでいることを確認するには、数年前の自分を思い返してみましょう。
きっと驚くほどに変化しているはずです。
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