【エッセイ】親友へ


こんにちは!

なつのです!

本日は親友に向けたエッセイです!

親友へ

今日は祝いの日である。

20年来の親友が結婚式を挙げる。

結婚式というと、女性のイベントなのだけれど、親友ともなると、その奥さんまでもが大切な友達だから、やはり純粋に嬉しい気持ちになれることには違いがない。

そんな素敵な日だから、僕はこれからは二人の人生を歩む前の、これまでの親友の話を書いていきたい。

親友はMという。

Mとは、中学校時代から高校まで通っていた塾で一緒になり、同じ大学に進学したことで、長い時間を共にするようになった。

Mも僕も話すことが好きで、大学にいる時には、本当によく話した。

僕らの楽しみは、お互いに話をすることだった。

大学の講義が終わると、大学構内で時間を忘れて話したし、それでも話し足りないような時には、お互いのアパートの前で何時間も話した。

当時、Mも僕もバイトをしていなかったので、それほどお金はなかったけれど、話していることこそが楽しかったので、不自由さとか不満を感じたことは少なかった。

研究室も同じになり、アパートでいる時間以外は、ほとんどをMと過ごす事になった。

Mも僕も研究室に入るまでは、コミュニティーに属しておらず、せいぜいもう一人の友人と僕ら二人ということが本当に多かった。

だが、研究室に入ってからは、同じ空間に何人もの学生がいるので、自然と話すようになっていき、多くの友人ができた。

僕もMも共通の友人がこんなにもたくさんできたことは、最初の学習塾以来だった。

僕らは、友人が増えても、お互いに話すことを続けた。

だから、周りから「本当に仲良いよね」とよく言われた。

Mは少し頑固なところがあるけれど、誠実で冷静な割に明るい。

彼は積極的に友人を増やそうとは考えていなかったけれど、一度友人になってからは義理堅く、友達思いだ。

その性格は今でも変わっておらず、彼女から奥さんに変わったMのパートナーさんは、そんな彼の性格や考え方に惚れ込んでしまったようだった。

奥さんだけでない。

彼の周りには、数は多くないけれど、心置けない友人ばかりで、僕も含めて、友人は皆、彼を慕っている。

きっと今日は、彼の照れ臭い表情を見ながら、僕も旧友と話す時間を楽しめるだろう

Mと彼の奥さんにとって、最良の日になればと思う。

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