【エッセイ】自分を大切にするリハビリ期間


こんにちは!

なつのです!

本日はエッセイです!

優先して自分を大切にすることを思い出す

僕は自分を大切にしてこなかったのかもしれない。

かつてのパートナーと別れる事になってもう4ヶ月になる。

当初はかなり落ち込んだが、今ではこうやって改めて振り返らないと思う出さないぐらいになっている。

正直なところ思い出したくないような感じになっているのだ。

冷静になってみるとかつてのパートナーと過ごした時間そのものは楽しかったし、愛おしいものだと思える。

その思い出は僕には十分過ぎるぐらいに深いものがある。

ただ自分自身はどこか変だったように思える。

何というか尽くしすぎだったのだ。

相手のことを思って何かをすることに自己満足していたという側面があるのだろう。

平気で自分の時間を差し出したし、労力を惜しんだことも少ない。

相手を大切にすることだけを考えていたら自然とそうなっていたのだが、尽くして尽くして最後には「必要ない」という言葉と共にお別れすることになったのだ。

何とも虚しい男の話である。

美談にさえできない情けなさがある。

回復するのにどれぐらいの時間がかかるのだろうかと思っていたけれど、意外に早く回復しているのかなと思う。

ただ以前と違っているのは価値観である。

これまで尽くすことが、自分の時間を差し出すことが相手を大切にすることだとばかり考えてきた。

何なら考えてすらおらず、そういう行動原理みたいな何かが僕を動かしていた。

でも結果的にひとりになった時に自分に残っていたものは何もないという事実だった。

どこかで相手を優先させるために自分の好きなことやこれまでの趣味を諦めてきた部分があったのだ。

つまり自分の機嫌はパートナー次第であったのだ。

これが正常なはずもない。

こんな風に過去を思い出すと甘美な記憶よりもむしろ後悔のような何かを感じてしまうのでできれば思い出したくないのである。

では今はどう過ごしているのかといえば、リハビリ期間のようなものかなと思う。

今までは尽くして尽くして自分は二の次にしてきた。

だからリハビリとしては自分の好きなように暮らしてみようと思ったのだ。

自分を大切にしようと思ったのである。

今まで相手との生活を考えてできなかったことをしてみようと思い、もうすぐ新たな企画を始める予定だ。

コロナが明けたら存分に旅もしたい。

誰にも気を使わずに伸び伸びと行きたいところに行き、見たいものを見るのだ。

新たな出会いも既にあるのだけれど、熱を入れ過ぎればきっとまた自分を犠牲にしだすから少し冷静になろう。

そのためのリハビリ期間なのだから。

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