【エッセイ】ものを減らしたら学生時代を思い出した

こんにちは!

なつのです!

今日はふと過去の自分を思い出したことを言葉にしていきます。

ものを減らしたら学生時代を思い出した

ひとり暮らしに戻って、改めて思ったことがありました。

それは学生時代について。

学生時代と言っても最近思い出しているのは大学生になりたての頃のことなのです。

僕は大学生になったその年に実家を離れ、大学に程近いアパートでひとり暮らしをはじめました。

今思えば、家を離れた経験をさせてくれた親心とでも言いましょうか、そんな温かみを感じます。

しかしながら、本当にひとり暮らしを始めて間もない時には寂しいような気持ちになっていたことはありました。

幸いなことに、中学校時代からの友人が数人いたことでそんな寂しさはほとんど感じることなく、大学生活を謳歌するようになっていきました。

では、なぜ今になってそんな頃のことを思い出したのか。

その原因は部屋にありました。

僕はここ数年で持ち物をどんどん減らしていきました。

流石にミニマリストの方々のような生活ではありませんが、明らかに過去の自分よりも持ち物が減ったと感じます。

以前の自分のままでひとり暮らしに戻ったとすれば、きっと最低でももう一部屋は必要な暮らしになってしまっていたでしょう。

ただ、過去ずっと持ち物が多かったわけではありませんでした。

所有する喜びというか、呪いみたいなものが加速していったのは学生の時よりも社会人になってからでした。

お金を稼げるようになって気が大きくなっていたのでしょう。

働くストレスをぶつけるように買い物をすることもありましたが、後悔の元だったと今でも反省する限りです。

そして今、僕は社会人になってからもっともものが少ない生活をしていると感じています。

そんな状態がきっと、学生時代とリンクしているのだと思うのです。

もちろん所有しているものは変わっていますが、せいぜい携帯電話がスマホになったり、敷布団ではなくベッドになっていたりするぐらいのものです。

部屋の広さでいったらむしろ狭くなっているかもしれません。

あの頃から既に10年以上の月日が流れていて、ひとり暮らしも慣れたもので料理も以前よりも得意になったと感じます。

色々経験値も貯まってきて、少なくとも学生時代のままではないなとは思える自分がいます。

寄り道もたくさんしましたが、少しは自分を認められるだけの自分になれているのかなと思えます。

そう思うと、ひょんなことからひとり暮らしすることになったけれど、自分の変化を知る良いきっかけになったのかなと思えるのです。

ひとりの空間が寂しいと感じないわけではありませんが、これも長い人生の中では必要な経験なのでしょう。

学生時代には感じることのできなかった気持ちも、学べなかった経験もこの機に知ることができれば、これから年を重ねた後にも「悪い時間じゃなかったな」と振り返れるのでしょう。

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