【エッセイ】嬉しいきっかけ

こんにちは!

なつのです!

今日はクリスマスイブが少しだけ寂しい時間になっている自分に向けて書いた文章です。

みなさん素敵なクリスマスをお過ごしください!

嬉しいきっかけ

先日、初めて新宿御苑に行った。

今まで何度となく新宿には行ったことがあり、新宿御苑を外側から見たことも何度もあった。

しかし、きっかけがなく中に入ったことがなかった。

このタイミングで急に行くことになったのは、新しいパートナーがきっかけを与えてくれたからだった。

お互いに会いやすいのが都内であり、田舎住まいの僕でも新宿であれば何度か足運んでいて少しは勝手がわかる。

最初はお茶したり、軽く食事をするだけだったから、既に知っていた雰囲気の良い店で事足りたものの、いざ付き合ってからは話しているだけとはなかなかなりにくい。

それで「新宿御苑に行ってみたい!」となったのだ。

昼食を一緒に食べたのち、散歩しながら話すというただそれだけのことなのだが、パートナーも話す時間が好きだと何度も伝えてくれていたので、ちょうど良いきっかけをくれたと感じた。

偶然だったがちょうど紅葉の季節で、チケット売り場には寒さにも関わらず多くの人が並んでいた。

10分ほど並んで二人分のチケットを買って中に入ると、何年も外側から見ていたにもかかわらずその大きさに驚く。

その日は澄み渡るような晴天で、赤く色づく葉も、黄色く色づく木々が冬の近づく青い空に映える。

僕もパートナーも思わずスマホで写真を撮りたくなってしまった。

今年は辛いこともあったから、こんな時間を共有できていることだけでも十分に嬉しいと思えた。

何より新宿御苑のように大きな公園をのんびりと歩きながら話すのは新鮮だった。

僕自身は以前から外を歩くことを好んだが、パートナーと共にただ歩いて話すというのはあまりなかったのだ。

ただ歩いて、少し疲れたらベンチに座ってまた話す。

どこか「都内で遊ぶ」という括りでは想像できなかった時間がそこにはあった。

パートナー同様、僕も話す時間が好きだからいつもよりも特別な時間を感じていた。

結局、ほとんど閉園する間際まで歩いて話して、座って話して過ごした。

「こういう時間を増やしたいな」と心から思った。

お互いに次の日は仕事だったから、その後は少しだけ買い物してお互いの帰路に着いた。

帰りの電車から見える車窓の風景をぼんやり眺めながら、もう凹んでいた自分はどこかに行ったのだと噛み締めた。

会社の人から聞いた話では、来年の調子は10月から12月がどんな生活になったのかが強く影響するらしい。

まぁ占いみたいな考え方だけど、もしこれが本当なら来年は上り調子なのかもしれない。

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