【エッセイ】今年は家族を考えた1年だった(前編)

こんにちは!

なつのです!

もうすぐ今年が終わりますが、今年はあなたにとってどんな年だったでしょうか?

今年は家族を考えた1年だった(前編)

今年もあと2日となった。

既に会社は年末年始のお休みになっており、時間もあるためなのか、物書きという仕事をしているせいなのか、この時期になると1年を振り返って言葉にしたくなってしまう。

今日の夜には久々に実家に帰省する予定だから、一人で過ごす時間を使って今年の振り返りをしてしまおうと考えたのだ。

毎日、日々の生活を発信しているからこのブログを読んでくれいてる方は大方知っている話になるが、今年は激動の日々だったと言える。

年始に同棲解消し、その数ヶ月後には5年も一緒にいた女性と破局し、ひどい時には死にたいとさえ思った。

しかもそれだけではない。

会社員に戻り複業体制を再開し、仕事が変わり同時に生活も昨年までとは大きく変わった。

怒涛のような毎日を過ごし、決して穏やかではない時間を多く過ごした。

生活が変わり、付き合う人が変わったのだから当たり前といえば当たり前のことである。

それでも容赦なく過ぎていく時間の中だからこそ考えさせられることがあった。

特に考えたのが「家族」についてのことだった。

僕は32歳で独身だ。

同世代のまわりの友人の多くは結婚し、とても幸せそうだ。

コロナで数こそ少なかったが、結婚式に呼ばれて久々に話す友人たちは僕が既に結婚しているものだとして話しかけられることもあった。

「結婚はそのうちするんだろうなぁ」ぐらいにのほほんと考えていたが、実際は違っていた。

家族になるって結構大変なことなのかもしれないと、そう思ってしまったのである。

家族になることが誰にとっても幸せなこととは限らないのだと、そんな価値観を突きつけられたのである。

価値観だから別にそう思うことが良いとか悪いとかそういう類の話ではない。

ただ、僕の思う「家族」とは違ったというだけの話だ。

家に帰って同じ時間を過ごせるとか、他の人には言えないような馬鹿話をするとか、些細かもしれないけど振り返ったらそれが一番記憶に残るようなことだったみたいなことを一緒になんとなくできる。

家族ってそんなものなのではないかって思っている。

これを読んで「家族なんてそんな甘いものじゃない」とか「お気楽な独身者の戯言」などと思う人もたくさんいるだろうけど、僕からすると家族ってそんなに悪い物なの?という感じだ。

鬱陶しくなって離れたい時もあるし、距離をとった方が心地よく生活できる人はそうすれば良いし、実際にそうしている人も少なくない。

でもそれが全ての価値観じゃない。

だからそんな自分の「家族」に思うところとは全く別の価値観を理解しようとしても、どうしても心の底から理解することはできなかった。

最初から家族を「大切にできない鬱陶しいだけのもの」と決めつけることができるのか、どうしてもわからない。

僕なら、どうしようもなく「家族」を大切にしたいと思ってしまうのだろう。

激動の今年1年の中で1番に学んだことは、理解には及ばない価値観があるということだ。

これも当たり前のことで、別に悪いことでもないだろう。

僕が「家族」を大切にしている人に安心感を覚えるのは、たぶん僕の中にも他からしらた理解できない価値観があるからなのだろうなとしみじみ感じた年末になった。

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