【エッセイ】家事から趣味への昇格

こんにちは!

なつのです!

今日は先日の休日に感じたことをエッセイとしました。

ぜひ最後までご覧ください!

家事から趣味への昇格

先週末、家の片付けをした。

片付けと言っても、今年の春からはひとり暮らしで6畳一間だし、それなりには掃除もしているつもりだから大袈裟なことはやっていない。

ひとついつもの掃除とは違いがあったとすれば、キッチンスペースの改善を行なったことだ。

コロナ禍がきっかけとなって今まで以上に料理をすることが楽しみになった。

そんなタイミングで車を手放してみようなんてこともやっているから、余計に他の趣味を必要としたのだろうが、料理の楽しさに気が付くとは思わなかった。

なまじ昔から最低限、自分が食べるものは作ることができたから基本的なことはハードルもなかったけど、それを面白いと感じるようになるとは想像していなかったのだ。

ひとり暮らしでは特にだ。

これまで誰かと住んでいるような時にも料理はしてきたけれど、ある意味で誰かといるから「ちゃんと作ろうかな」となっていた部分がある。

ひとり暮らしに戻ってすぐの時には、仕事にも慣れなかったこともあってとにかく手のかからない簡単なものばかり食べてしまっていて、料理もお弁当を作るのみになっていた。

だから、今回のように料理をより良くするためにキッチンの改善を行なったというのは、料理が趣味に昇格した象徴的な出来事なのかもしれないと感じたのだ。

この出来事は家事を効率化している一面もあるから、「趣味に昇格した」なんて大袈裟なことではないように思う人もいるのかもしれない。

そこは捉え方の問題なので違うと言われれば違うのだけれど、心持ちが今までのそれとは異なることを感じるのだ。

これまでお弁当を作るのはどちらかといえば家事のひとつだったけれど、最近はその事情が変わりつつあるのだ。

ただ効率的に終わらせるというよりは、楽しんでいる自分がいるのだ。

作ったとて美味しいと言ってくれる人がいるわけでもないのにである。

誰が見ていなくとも、誰のためでなくとも楽しんでできるものは、仕事というよりも趣味に近いと思う。

だからキッチンの改善を行なおうと思い行動したのだろう。

最低限で良ければそれなりの環境で満足していただろうから。

それなりに忙しい毎日を過ごしているつもりだから、それこそ毎日料理できるかと言えばそうではないし、それでは疲れてしまいそうだけれど、休日の楽しみとしてはとても健全な趣味であるなと感じる。

休日に出かける用事もない時には、個人の仕事をして、ラジオ聞きながら散歩して、料理して、お酒でも飲みながら自分で作ったご飯を食べる。

それほどお金もかけずに全力で生活を楽しむ基本スタイルの完成である。

料理が趣味に昇格したことで、よりゆっくり生活が色濃くなったのを肌で感じたのであった。

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