【エッセイ】変わるものと変わらないもの

こんにちは!

なつのです!

段々と年末に近づいていますが、あなたはどんな日常を送っているでしょうか?

僕は年末にある恒例行事をやるのですが、そこから感じたことを書きました。

変わるものと変わらないもの

楽しみ方も変化するのだと知った。

僕はインドアの趣味もアウトドアの趣味もある。

インドアの方は読書・バラエティ・アニメ・ゲームと主には画面を見つめる類のもの、アウトドアの方では登山・散歩・キャンプとか車中泊旅などである。

何度か話題にしているが、車を手放してしまっていることでアウトドア趣味が少し遠くなっているせいか、最近ではインドア趣味を満喫する時間が増えている。

その中で気がついたことがあったのだ。

それが趣味の楽しみ方の変化である。

具体的にはどう変化したのか話そう。

インドア趣味ではアニメやバラエティなどをよく見るのだが、その見方が過去とは明らかに違ってきているのだ。

それは過去には毎週毎週テレビで見ていたものが、今では一気見することが多くなったと言うことだ。

僕と同じように感じている人もいるかもしれない。

僕は昔からテレビっ子だった。

両親は共働きで父親は単身赴任だったし、母の帰りが遅いことも多かった。

祖父母はいたけれど田舎だったし、兄弟も多かったから与えられる遊びもそう多くはなくテレビを見たりゲームをして過ごす時間は人よりも長かったのかなと思う。

今でも鮮明に覚えているのは「めちゃイケ」の第1回放送で江頭さんが暴走する姿に兄と一緒に笑い転げたこと。

当時僕は7歳だったから結構衝撃的な笑いとの出会いだったように感じている。

多分、あの映像は今見ても絶対笑ってしまうのだろうなぁと思う。

そこからはいくつものバラエティ番組を自然に見るようになっていった。

特に「めちゃイケ」と「爆笑オンエアバトル」、中学生ぐらいになると「内村プロデュース」や「水曜どうでしょう」、もっとマイナーな深夜のバラエティも見るようになり、毎日のようにバラエティに触れていた。

ビデオに録画しておいて見ていたので、毎日の放送でなくとも何度も見返すようになっていた。

しかし、放送はあくまでも週1回。

「めちゃイケ」と「爆笑オンエアバトル」があった土曜日は特別に待ち遠しいと感じた幼少期だった。

そこから20年以上の時間が経過したものの、未だにバラエティは好きでありなんだかんだで趣味の代表格である。

ただ、バラエティを週1で待つということがなくなった。

最近では、NetflixやHuluのような動画サブスクリプションが主流であり、テレビは絶対的なものでなく選択肢のひとつになっているように感じる。

現に僕もあれだけテレビっ子だったにも関わらず、社会人になった辺りからだと思うがどんどんとテレビを見る時間は少なくなっていき、今では週に1度BSの番組を見るだけになってしまった。

そうは言っても結局のところ動画配信サービスで見たいテレビ番組を見ているから、テレビでテレビ番組を定期的に見なくなったと言うだけなのだが、やはり変化を感じざるを得ない。

今はバラエティ番組でさえも、どこかでまとめて見ようかなとなってしまっていて、毎週の楽しみとはなっていない。

例えば年末になると、僕はHuluで「旅猿」をまとめて見るのが好きなのだが、毎週見るのとは違った楽しみがそこにはある。

長い時間をぼんやり過ごしながら、どっぷりとあの世界に浸れるのには特別感のようなものがあるのだ。

もう段々と年末に差し掛かり、仕事も私生活さえバタバタとしてくるが、幼少期から僕をずっと笑わせてくれた岡村さんの姿をまた見られるかと思うとそれだけで結構嬉しいものである。

動画の楽しみ方は変化したし、他の楽しみも沢山あるような時代だから変化もやむを得ないのだろうけど、個人の根本的な楽しみなんてそうそう変わらない。

周りの環境は変化するけど、自分の中で変化しないものは沢山存在している。

それが良いとか悪いとかではなく、ただただそういう部分があるだけだ。

そうやってなんだかんだ言いながらまた年を重ねていくんだなぁとしみじみ思った12月の休日だった。

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