【エッセイ】部屋の片付けで人間に戻る

こんにちは!

なつのです!

今日はなぜ部屋の片付けが必要なのかについて、思ったことを書いていきます!

部屋の片付けで人間に戻る

昨夜、あることに気がついた。

僕はこの2週間ほど、落ち込まない落ち込まないと繰り返し自分に言い聞かせてきた。

昨年ほどではないが、やはり唐突にそして一方的な別れというのにはこたえていたようで、会社で仕事するのと個人の仕事をするので精一杯だったようだ。

個人の仕事が昨日でひと段落し、なんとか年始めのまとまった仕事が終わった。

仕事内容もある程度のボリュームがあったので、気が休まらない日が続いていたように思うけれど、やはり心が落ち着かなかったのは元旦に起きた衝撃的な出来事のせいだった。

なんともあっという間の2週間が簡単に経過していたことに気がついたのも昨日の夜のことだった。

視野が狭まってしまっていたことを感じざるを得なかった。

昨夜、一仕事終えたお祝いに少し飲んでいたが、酔って少しだけ冷静に戻った時に部屋がものすごく散らかっていることに気がついた。

キッチンのある廊下も、部屋も全体的にものが多く片付けができていない。

これまでも忙しさにかまけて部屋の掃除を後回しにしたことは何度もあるが、今回の散らかりは少し酷い。

食洗機はあるのに洗い物もためてしまったし、畳んでいない洗濯物もあるようなだらしなさである。

仕事をするのはいい。

ただ、物書きである前に、会社員である前に、僕は人間である。

少しは人間らしく生活をしなければならないのだと、改めて思った。

もう子供でもないし、子供でも6畳一間ぐらいならちゃんと片付けるように教育されているかもしれない。

落ち込んでいたことも、仕事が忙しかったことも、言い訳の域を越えない。

そう思ってからは体がテキパキを動き出した。

出しっぱなしになっているものを元の場所に戻し、持ち物の整理をし、少しだけ断捨離していたら、いつの間にか日曜の夕方になっていた。

まだ片付けは終わっていない部分があるものの、8割方は完了し、ほぼ元通りとなった。

陰で落ち込んだ気持ちは完全に晴れた訳ではなさそうだけれど、なんとなく人間に戻れたように思った。

見えてなかったまわりのことも、ちゃんと見直さねばなるまい。

落ち込みから脱却するために大事なことは、それを打ち消すことでもなんでもなく、ただ人間らしい生活を取り戻すことにあったのかもしれないとそう思えた。

部屋の乱れは、生活の乱れであり、心の乱れである。

部屋の乱れは半日もあれば十分に直すことができるので、心の乱れを整えることができるのなら、この半日はあまりにも有意義である。

2割残った部屋の整理を終えたら、今日はこのまま夕飯にしよう。

昨日、引っ掛かって気持ちよく飲めなかったお酒を、今日は気持ちよく飲もうじゃないか。

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