【ショートエッセイ】回復期が来ているのか?

気分の波がある生活を送っている。

精神的に参ってしまって、こうなっているのだけれど、大きな波が発生してからもう1ヶ月以上が経過している。

長引いているのは、最初のショックからその間に、追い立てるように様々なショックが立て続けに起こったからだと思っている。

気持ちが落ちてしまうという状態だけなら、最初の頃の方がまだマシな状態だったと感じている。

それこそショックの大きさで言えば、最初の出来事がかなり大きかったけれど、たぶん最初は気が張っていたのだろう。

会社は休むことになり、気が落ちて食欲が湧かなかったことや睡眠不足になっていたけれど、薬をきちんと飲めばそんなに時間がかからずに復帰となるだろうと考えていた。

しかし、予想は当たらなかった。

実際に休養期間に入ると、張っていた気が外れたのだろう、一気に孤独感とか不安感、倦怠感が襲いかかってきた。

病院の先生に相談すると、こういうことはよくある事らしい。

そんな峠のようなものを越えて、徐々に回復期へと入るということだった。

その間にも気分の波の大きさは少しずつ小さくなるような変化を見せるようなのだ。

個人的な感覚だが、確かに気分の波は今までになく大きいものだったが、1、2週間では波の大きさは変化せず、未だに大きな波に襲われる。

波なので、満ち引きがあるのだけれど、波が大きければ大きいほど差が激しく、ひどい時には虚無感に似た何かを覚える。

このような状態では、回復期に差し掛かっていれば良いところだろうと思う。

しかしながら、今は休養するしかないのだ。