【ショートエッセイ】頑張らないこと


こんにちは!

なつのです!

本日はエッセイです!

「頑張らない」は生存戦略

「あまり頑張るんじゃないよ」

会社の方はそう言ってくれる。

僕が会社に復帰して早いもので1ヶ月が経過していた。

まぁ、この期間に夏休みもあったからそれほどに通勤していたわけではないけれど、それでもあっという間に時間が過ぎていたように感じる。

復帰してからというもの、体の調子も良くこれといった問題も生じていない。

ありがたいことである。

復帰後の仕事はどうかというと、ちょうど良いタイミングで一貫して関わらなければならない製品の担当となったので、良くも悪くも忙しく過ごしている。

会社自体は元々残業は少ないものの、さすがにこのタイミングでは残業せざるを得ない状況になっている。

確かに時間の拘束は多くなってしまうが、残業代もきっちり出していただけるし、夜遅くまで残業することは今の所ないので程良い。

この生活はどうやらあと1ヶ月ほどは続くようだが、多分生活にも個人の仕事にもそれほど影響しないだろう。

一貫して製品に関わるので、どうしても現場の方々と今まで以上に会話し、一緒に作業することも増えるので、必然一緒に過ごす時間が増える。

やはりずっと現場に立っている人達と比べると、僕はまだまだ使い物にならない。

だからこそ、せめてどんな細かいことでも力になれるように手足を人一倍動かしていた。

そんな姿を見て、現場の先輩社員が言ってくれたのが、「あまり頑張るんじゃないよ」という言葉だった。

僕ははっとしてしまった。

僕は真面目さのあまりに心的に参ってしまって、仕事ができなくなったのだった。

もちろん現場で無理をしていたわけでは決してないが、無意識で頑張り過ぎる癖があるのを忘れてしまっていたようだ。

復帰する時に、適度に力を抜く事を意識したつもりが、これも性分なのだけどあまりに早すぎるアドバイスだった。

先輩社員のお陰で肩の力がスッと抜けて、今までよりもすんなりと仕事ができた。

何気ないひと言のようにかけてくれた言葉だったけれど、本当にありがたいひと言だった。

まだしばらくは続くであろうこの環境をできるだけイージーに過ごしたいなと思う。

明日も力を抜いていこう。

☆ーなつのの活動ー☆

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