
こんにちは!
なつのです!
僕は2021年の半年で様々な波を経験し、それらに飲み込まれ、最後の2ヶ月は項垂れた生活を送って来ました。
しかし、ようやくそんな生活が終わったようで(もちろん余波みたいなものも来ますが、、)、段々と生活を取り戻しつつあります。
世の中には、今まさに辛い経験をして落ち込んでいる人もいることだろうと思います。
これまでの数ヶ月に渡り、どれだけ気分が落ち込んでいても、その時の心の状態を言葉にしてきたのは、自分と同じような状態の人の少しでも力になれればいいなという想いがあったからなのです。
だから、今日は僕がどん底まで落ちて、そこからいつも通りの生活に戻るまでに何をしたのか、改めてまとめたいと思います!
それでは行きましょう!
どん底に落ちた半年

僕は約2ヶ月前に、5年ほど続いたパートナーとの関係が終わり、そこからどん底に落ち、立ち直れないほどに落ち込みました。
本気で将来を考えて一緒に生活してきたパートナーでしたから、たかが失恋とは言えませんでした。
これからの事を真剣に考え、ゆっくりではありますが準備を重ねて来た生活は、不意に終わることとなったのです。
穏やかに生活することが、僕の目標でしたから、目標まで見失い、これからどうすればいいか、何を目標にすれば良いかわからなくなり、絶望していました。
食欲は無くなり、睡眠もできなくなり、ついには会社に出ることさえできなくなって、自宅で休養するようになっていました。
それほどまでに、失うものが大きかったのです。
しかし、それだけでは終わりませんでした。
ずっとひとりの自宅にいては思い詰めてしまうので、実家に戻った時に、母が病気を患ったことを知り、そんなタイミングで14年間も家族だった猫が亡くなったのです。
不幸が立て続けに襲い掛かったのです。
僕はそこで、「今いるのが、どん底なんだ」とわかりました。
どん底にいるとわかったら、あとは上がるだけなのだと気持ちを落とさないようにして過ごすことが精一杯でした。
それでも時間は流れるので、苦しい波が来たり、引き潮になったりしながら生活するようになっていきました。
そんなどん底だからこそやって欲しいことを、まとめていきます。
どん底からの復活①ちゃんと眠り、しっかり食べる

気持ちが落ち込むと食欲が無くなり、不安感から不眠になることもあります。
僕はショックのあまり約1週間ほどもほとんど何も食べずに、ろくに寝ることもできずに生活しました。
仕事にも出ていましたが、何も伝えていないにも関わらず「大丈夫?」と心配されるようになっていました。
結局そこから病院に行き、薬を飲みながら休養することになって初めてちゃんと睡眠が取れるようになっていきました。
よく電話していた友人が心配して来てくれた時、「ちゃんと食べないとダメだ」と言ってくれた事で、ようやくしっかりとご飯を食べるようになりました。
ちゃんと眠り、しっかりご飯を食べる。
とても基本的なことですが、睡眠も食事もおざなりにするのは、栄養も摂らず、体を休息させないのですから、自ら死にに行っているようなものです。
落ち込んでひとりでいると、どうでも良くなってしまい、こんな当たり前のことができなくなってしまうのだなと反省しました。
ちゃんと寝て起きれば辛い朝が来ないというわけにはなりませんでしたが、少なくともぼやぼやしてネガティブになることは無くなっていきました。
するとお腹が空いていることに気がついて、ちゃんと食事するようになる。
動物でもやっている最低限のことだからこそ、生きることに直結している睡眠と食事をしっかり行うと生きている実感が湧いてきます。
どん底からの復活②心がやりたがっていることをする

落ち込んでしまうと、どうしても活動的にはなれません。
普段できていることができずに、それだけでもストレスを感じてしまったり、余計に落ちてしまったりすることもあります。
そんな時には、自分の心がやりたがっていることを優先してみると良いでしょう。
もし、何もやる気がしないなと感じるのであれば、ずっとゴロゴロすることを選択すれば良いのです。
大切なのは、ゴロゴロすることを選択したと思えることです。
なんとなく自分がそうしたかったから、そうしたという実感さえ持てれば、こんな時間を過ごしてしまったなどと後悔しにくくなります。
もし最初はゴロゴロすることを選択したけれど、心がしんどいので外に出てみるようにしたとか、その都度で心が求めていることをやってあげていくと、「これはよかった」「これはちょっと違った」と自分の心の動きが少しだけわかるようになってきます。
落ち込んでしまうと、自分のことが見えなくなってしまう場面がきっとあります。
その時に心が何をしたいのかだけにフォーカスすることで、「今の自分はどうしたいのか」を知ることができるようになるのです。
無理をする必要は全くありません。
とにかく心がどうしたいのかに従って、流れに身を任せてみましょう。
その時間は決して無駄ではなく、あなたを癒してくれる大切な時間になるのです。
どん底からの復活③比較せずに今に集中する

他人との比較、過去の自分との比較などキリがないほどに比較するのが僕らの癖のようになっていると思います。
これは落ち込んでいる時に限らず、比較することはネガティブになる原因だとも言われています。
特に落ち込んでいる時は、誰かと比較しても良いことがありません。
「友人はこんな暮らしをしているのに、私はなんでこんな状態になっているのか」などと卑屈になってしまいがちです。
また、自分は気をつけていても世の中が勝手に比較するように仕向けてきて、それに影響されてしまうかもしれません。
だから、気持ちが落ちている時こそ注意が必要なのです。
では、どうすれば比較せずに穏やかに過ごせるのでしょうか。
答えは自分をやさしく受け入れて、今に集中するということです。
他人との比較は、よくよく考えると構造的に無理があります。
自分と他人はどこまで行っても、全く一緒になることはありませんから。
だから比較するのでなく、必要なのは自分を受け入れることなのです。
アメリカの神学者であるラインホールド・ニーバーが残した、ニーバーの祈りというものがあります。
変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ
僕は気分の波に押しつぶされそうになる時には、決まって友人や他人と自分の状況を比較していました。
しかし、この言葉を知って変えられないものは受け入れることができるのだと知りました。
何もかもを自分の思い通りにしたいと考え、変えられると思い、だからこそ他人と比較してしまっていましたが、全てが変えられる訳ではなく、変えられないものは変えずにそのまま受け入れるのだと考えられるようになったのです。
落ち込んでいる時には、過去の自分との比較さえしなくていいと思っています。
比較することを全て放り出してしまうぐらいがちょうどいいのだと感じています。
とにかくありのままの自分を受け入れて、今に集中する。
それを繰り返していく。
すると比較などして苦しくなることもなくなっていきます。
どん底からゼロへ

僕はどん底を脱出しましたが、気がついたのは自分には何もなくゼロのスタート地点に立っていたということでした。
もちろん仕事もあるし、友人だっていてくれるから、完全にゼロになった訳ではありません。
それでも、やはり過去の自分が思い描いた未来はどうやっても達成できそうにないことを考えると、自分が新たなスタート地点に立っていて、ゼロになったんだなぁと実感しています。
でも、そんな事実に悲観せず、むしろ「あとは上がるだけだ」と考えられるのは、どん底を経験したからなのだと強く思います。
どん底からゼロに至るまでには、たくさんの経験をしましたし、本も映画もたくさん見たので、今日だけでは到底書き切れるとは思えないので、また別の機会に紹介したいなと思います。
だから今日は1冊だけ紹介して、終わりたいなと思います。
それは、ホリエモンこと堀江貴文さんの「ゼロ」です。
この本は昔から読んできた本ですが、自分の生きる意味を考えるときに特に勇気をくれる一冊です。
堀江さんの著書は数多くありますが、これは彼の人生を書いたエッセイのようなもので、感銘を受けます。
実は僕はこの本を読むまで、堀江さんのことがそれほど好きではありませんでしたが、この本だけはずっと忘れられず、何度も何度も読み返しています。
今、落ち込んでしまっている方もいることでしょう。
辛く、苦しいこともあるかと思います。
たとえそこがどん底だったとしても、ちゃんと生きていれば、いつかはツキがまわってくるはずです。
僕はそう信じて、ゼロからスタートすることを決めました。
では、また会いましょう!
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