【コラム】「落とし所を探る」という生存戦略

こんにちは!

なつのです!

今日のテーマは「落とし所」です。

落とし所を妥協と切り捨ててしまっている方にはぜひ読んでほしいコラムです!

「落とし所を探る」という生存戦略

落とし所を探るのは生存戦略としてはかなり重要だ。

僕は今年の春から個人事業主を続けながら、会社員に戻り半年以上が経過している。

今の会社はいわゆるホワイトな要素が多く、社員の8割近くが定時上がりでプライベートの時間は十分に確保されている。

休日は120日あり、その割にはお給料は一般メーカー以上の待遇とあって、個人的には十分かなと感じる。

仕事内容は残業にならない分忙しい日々を送っているものの、暇を持て余して会社でのほほんとしているよりはマシかなと思える。

では何も不満がないかと言えば、そんなわけがない。

どんな会社にだって不満は出てくるもので、それが全くないという人は相当に恵まれているか、かなりの柔軟性と忍耐力があるかのどちらかだと思える。

そこで働くと考えるときに、落とし所を探っていくというのが一般的なのだろうと思う。

全ての要望を叶える会社なんてものは誰しもが欲しているところだし、そういう会社を選べる人は限られる。

少し話が逸れるかもしれないが、婚活とかもそうだ。

異性に求めるものは別にいくつあっても構わないけれど、年収が高くて、容姿が良くて、一人暮らしで…などと条件をつけていけば必然候補は限られる。

そんないわゆるハイスペックな異性とうまくいく人はやはり数が限られる。

いつまで経っても一方通行のままなのである。

そこで会社でも婚活でも大事になってくるのが落とし所だと思える。

落とし所というと妥協だと感じてしまうかもしれないが、これは妥協とは少し違うのではないかと個人的には考えている。

落とし所を探る行為は、無駄を削るような感覚に近い。

自分に過ぎたるものは必要ないときちんと仕分けできるようなものである。

つまりはあれもこれもとスペックばかりを追わずに、「ここだけは欲しい!」というポイントを明確にすれば良いだけの話である。

例えば、僕の場合だと今の会社を選んだポイントはお金よりも時間の方にウエイトがあった。

お給料はそれなりでも(それでも十分なぐらいいただけるようになったので感謝しているけれど)、自分の時間を最大限に使えるような会社を選択したいという思いがあった。

もちろん背景には個人での仕事を続けたいという考えがあったからである。

自分の時間さえちゃんと確保されれば、会社の仕事だって安定的にお金を産んでくれる最良のものとなる。

こうやって落とし所を見つけていったに過ぎないが、お陰様で会社員としてはブランクがあったものの転職活動は1ヶ月ほどで採用が決まり今に至る。

先述したように不満がないわけでは決してないけれど、最初に探った落とし所が明確だったためか割り切ることは簡単だった。

我慢とも違うこの感覚はなんとも表現しがたいけれど、多分こっちの方が生きやすいのだろうと思える。

まさに生存戦略のひとつと言えるだろう。

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