
こんにちは!
なつのです!
今日のテーマは「会話」です!
誰かと会話できることは結構幸せなことなのですが、何気ないことなのでついつい見逃してしまうかもしれません。
先日の出来事はそんな何気ない幸せを教えてくれるものでした。
会話という喜び
話を聞いてもらえるということは、それだけで心地の良いことなのである。
昨日、会社の先輩夫婦に誘われてご飯に行くことになった。
今の会社に入社してからはコロナが当たり前のようになっていて、飲み会はおろか一緒に外食することもできていなかった。
お誘いをしてくれたご夫妻はふたりとも僕と同じ会社に勤めており、旦那さんの方とも奥さんの方とも職場で何度も言葉を交わしていたことで同僚というよりは友達みたいな関係性である。
こんなことを書くと「会社は学校じゃないんだぞ」みたいな言葉をいただいてしまいそうだけれど、同僚だけがいる会社よりも友達が何人かいる会社の方が行きやすいのは明確で、単純にその中で仕事はきちんとやれば良いだけの話だ。
そんな友達のようになっているご夫婦は、僕が近くにひとりで住んでいるということもあって声をかけてくれたようだった。
ありがたいことである。
連れて行っていただいたお店はなんとも雰囲気の良い定食屋さんで、お酒も提供されていて町の居酒屋さんのような雰囲気も漂うお店だった。
ここのところ、玉袋筋太郎さんの「町中華で飲ろうぜ!」がひとつの楽しみとなっている僕としてはツボを押されたようなお店のチョイスに感激していた。
そんな良い雰囲気の中、ご夫婦と僕の3人はコロナ蔓延防止のマナーだけは守りつつ、2時間ほどご飯を食べて少しだけお酒を飲んで楽しく話した。
至福の金曜日の夜だった。
誰かとこうやって話しながら美味しいご飯を食べ、美味しくお酒を飲むことは、やはり最高の幸せだ。
それが会社の人でも、友人でも、パートナーでもそれぞれに話題こそ違えど、楽しい時間の根本を形成するのはいつも一緒だ。
元々、金曜日の夜には特別な感覚を覚えていたけれど、最近はひとりで過ごすことが多くて、美味しいご飯と美味しいお酒があってもそこに会話はなかった。
だからこそ、誰かと家で一緒に過ごせる環境を求めているのだけれど、まぁいきなりはそうなれないものだ。
きっとそんな僕に気を遣って誘ってくれたのだろう。
お陰様で本当に楽しい時間を過ごすことができた。
その中でひとつ興味深い話があった。
それは会社での会話についてである。
今の会社は規模が小さくかなり家族感が強い会社であり、どこか女性は裏方の仕事をするものだという考えが職場に出ているようなところがあり、ちょっと時代にそぐわない価値観のようなものが残る。
それが全く悪いのかといえば、案外当事者はそんなことを思わずに皆で助け合って仕事をしている。
僕も会社の女性陣のバックアップがなければできなかった仕事もたくさんあり非常に感謝している。
女性陣の連帯感は非常に強く、会社の食堂でも女性陣が集まってお昼を楽しそうに取っているのを横目で見ると少しほっこりする。
しかしながらそのお昼の時間が奥さんの方のちょっとしたモヤモヤになっているようだ。
奥さんは、その会話になんとなく入りにくい時があると感じているらしいのだ。
会話の中心となっている人が話を振ってくれれば自然と入っていけるのだが、多くの場合は数人で話が完結してしまいその輪に入らないことの方が多いらしい。
奥さんとしてはもっと会話したいと思っているのだが、自分からでは入りにくさを感じてしまっているようだ。
奥さんは決して会話するのが苦手なタイプではないように見えるので、そんな悩みがあったとは僕も思わなかった。
今のところ、お昼の時間が苦痛というほどではなく、もう少し会話したいなぁぐらいのモヤモヤだから積極的にどうしたいということではないみたいなので安心したが、その後にふと奥さんが言った一言に驚いた。
「こんなに話聞いてくれる人いないわ!今日めっちゃ楽しい!」
ご夫婦での会話はあるものの、やはりそれとは違うところで会話があるということが嬉しかったようなのだ。
冒頭で書いたように僕も似たような状態だったので、強く共感したのは言うまでもない。
会社の外で個人的な関係性でご夫婦両方と楽しく会話ができたことを嬉しく感じていたが、どうやらその喜びを感じていたのは僕だけではなかったようでそれがさらに嬉しかった。
僕は楽しい時間を共有し笑い合って過ごせること以上に幸せなことはないなと思っている。
そこには当然のように会話が存在している。
会話など何気ないことと感じる人がいるかもしれないが、むしろ何気なく会話できる環境がどれだけ幸福なことか改めて感謝できれば日常が変わるだろう。
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